我々、全てにかかわる[真相]を告発するためのブログ

軌道エレベーターから欧州原子核研究機構まで(冒頭の辞)

以降、数頁にわたってブログ開設にあたっての冒頭の辞を述べていきたい。

さて、[冒頭の辞]などと形式ばった言い方をしてはいるが、

要は
「本ブログで何を訴えていきたいか」
を読み手の方々に分かりやすく解説したい。そういうことである。

 とした上で本記事のタイトルに着目いただきたい。

「軌道エレベーターから欧州原子核研究機構まで」

 何故、「ブログ上で訴えたきことを書いていく」としたこの場、そう、冒頭の辞でいきなり「軌道エレベーター」であり、「欧州原子核研究機構」なのか(※1)。

※1:そもそも論として軌道エレベーターが何であり、欧州原子核研究機構が何であるかをご存じなき向きが多数だろうが、については、簡潔な解説を本[冒頭の辞]でもなす。詳述は後の解説記事に譲らざるをえないが

 答えは一言で言えば、こうだ。

 「現代に至って実現、あるいは構想されてきた目立った技術(上の成果物)、及び、それを支える基礎科学領域にはどういうわけか、[人類の帰趨に関わる問題]の比喩だと判断可能なメッセージが込められているケースが多い。軌道エレベーター構想も、欧州原子核研究機構に関わる問題もまさにその類である。だからこそ、冒頭からいきなり、―世人にとり馴染み薄き― 軌道エレベーターを、欧州原子核研究機構を持ち出したのである」

 良識人・常識人が上のような言に触れれば、だ。内心の声であれ、口に出してのものであれ、即応。次のような応えが返ってくるのが必定であろう。

「何だ。パラノイド ―paranoidとは体系的妄想を抱くのが兆候とされる偏執病の患者のことを指す― の放言か」

あるいは、もっと簡潔に

「いかれていやがる」

 確かに、「無条件で」 ―要するに根拠抜きで― 上のような物言いに相対すれば、誰であれ、そう思って然るべきだ(そういう反応をなされない懐疑心なき方もいるにはいるだろうが、となれば、その方を心配したくもなる。宗教団体などに騙されはしないか、詐欺師にむしられはしないか、と)。

 であるが、残念ながら、軌道エレベーターや欧州原子核研究機構(略称でCERNと呼ばれる研究機関)絡みの事象に[人類の帰趨にまつわる比喩]が込められているとの話、途轍もなく馬鹿げて聞こえもする話は「客観的な根拠に基づいて」訴えることが出来る類のものである。

 では、その「客観的なる根拠」とは何か。

 については、本記事では論じない。根拠を論じるために応分の紙幅を割かねばならぬ関係上、冒頭の辞であるここだけの話では論「じきれない」(※2)ことが主としてあるゆえに、である。

※2:論「じきれない」以外の[根拠]非言及の理由についても触れておく。
 「特定ドメイン名 -ドメインとは「.com」等で終わるネット上での識別名称のことだ― に拠ったURLで設置した本ブログが継続利用に値するか、精査している試験段階であることも根拠についての詳述を後回しにしている理由となっている」

上記※2につき後日付記:「根拠についての詳述を後回しにしている」と書いたが、現時、[軌道エレベーター絡みの危険な比喩]について扱った別記事を本記事と時期的に重なる日付設定で公開開始している

 だがしかし、問題視する理由を根拠抜きに簡潔に適示することまではここでの話、冒頭の辞と銘打って始めたここでの話でもなす。

 まずは軌道エレベーター(英語では Space Elevator)についてだ。

 軌道エレベーター。字義どおり、[地表から静止"軌道"上まで伸びる長大なエレベーター]のことだが、それを構築しようという構想はその着想時 ―今に先立つこと百年以上前の十九世紀末からアイディア自体は出されていた。まだ帝政ロシアが存在していた時分にロシア人科学者、コンスタンチン・ツィオルコフスキーによって― 、「全くの絵空事」と看做されて「いた」ものである。静止軌道へ到達する高層建築に耐え得る建材の有無の問題、そして、純粋なる建築技術の問題で静止軌道まで到達するエレベーターを建造することなど到底、実現できるとは思われなかったがためだ。

 しかし、現時、お伽話の『ジャックと豆の木』の豆の木に仮託されもする軌道エレベーターの建設が「現実的なる視野でもって」検討されるようになっている。

 九十年代初頭、NECの研究員が[産業的にきわめて重要な物質]とされるカーボンナノチューブを発見し、NASAの科学者がその有望性に目をつけたとされるからだが(CNTことカーボンナノチューブは「アスベスト禍の再来をもたらすのでは」と言われる一方でその軽さと信じがたいような強度から軌道エレベーターを構築する部品素材に ―グラフェンリボン graphene ribbonのような他の有力候補とともに― 適していると目されている)、問題は、である。

 静止軌道 ―地球の自転と並行して動く軌道/人工衛星を地上から見て不動の位置に遊泳させしめる軌道― の衛星上からケーブルを垂らし、地上の塔と連結させるという[軌道エレベーター構想]、かつて絵空事と言われてもいた同構想がカーボンナノチューブ構造の特定前から[人類の帰趨に結びつく比喩]として用いられていた、ということである(冒頭からの話の繰り返しだ)。

 について、人は言うかもしれない。

「実に馬鹿げた話にも聞こえるが、バベルの塔の話でもしようっていうのか」

 いいや、違う。

 [二〇〇一年九月十一日に起こった忌むべき事件の背後に存在している象徴言語]や[九月十一日の事件の”事前”言及]と結びつく小説群。それら小説群が[九月十一日の背後に存在している象徴言語の使用]や[事件そのものの事前言及]との絡みで軌道エレベーターのことを深く取り上げている。そういうことが「数十年も前より」あるのである。そして、小説に見る軌道エレベーター絡みの暗喩だけひとつとっても人類全体の帰趨に関わる[予定の問題]に関わっていると言えるだけの事情があるのである(※3)。
※3:表向きにはただのテロということになっている九月十一日の事件の背後に象徴言語や事件の事前言及が存在していること。"予定"の問題は格別としても、その一事だけでも人類全体の問題として深く考えて然るべきことなのは言うまでもない。象徴言語や事前言及がイスラムのテロ勢力に起因するものでない限り

 いいだろうか。一般に[同時多発テロ]などと呼称される事件に事前言及やそれにまつわる象徴言語があるという話も、の中の一例と軌道エレベーター絡みの物語が普通では考えられないような巧妙さでもって結びつく、危険な比喩をまぶす形で結びつくように調整されているという話も、である。常軌を逸して聞こえるのは重々、承知の上だが、[客観的にこれはこれでこうだ、と根拠積み立て方式で説明可能なもの][衆人の納得を得ることが出来る類のもの]なのだ。要するに、[証拠に裏打ちされた確たる事実だ、と言えるもの]なのだ(※4)。
※4:軌道エレベーターのことまで事実だと納得できるぐらいに色々なことに気づいている人間もいるだろう ―日本では極々少数。海外では比較的多数―。が、気づいていても、あるいは、知っていても、そのようなことを明言する人間はほとんどいない。いわんや「根拠呈示式で」衆人に説明を講じる人間となると絶無となってしまう)。

 ただ、九月十一日の事件の事前言及とそれとワンセットになった軌道エレベーターの物語の話を万人にご理解・ご納得いただける方式、すなわち、積み立て説明方式でなすには、かなりの字数を割く必要があり、ブログ上の本記事 ―冒頭の辞としている本記事― だけで片をつけられるものではない。また、本ブログ自体が運用自体を差し控える可能性もある試験段階であるという事情もある。ために、先の言の繰り返しになるが、ここでは証拠ベースによってなす細かい説明には入らず、本ブログを正式運用する段になった後、アップロードする予定のコンテンツ(すでに執筆済み)に詳細を譲る。

上につき後日付記:先にも枠外付記したことだが、現時、[軌道エレベーター絡みの危険な比喩]について扱った別記事を本記事と時期的に重なる日付設定で公開しはじめている。

 「軌道エレベーターが問題である」との話はここまでとし、次いで、CERNこと欧州原子核機構が問題である、との話に移る。

 CERN。セルンと読むその名を読者はご存じだろうか。早くも一九五〇年代からその母体が出来上がった同組織、[原子核研究機構]というその名の通り、高エネルギー物理学の世界的メッカで現時、世界中の秀才 ―高度な数学に依拠した物理学分野の秀才と彼らの実験を支える技術陣― 結集の場となっている(研究者供給国はイタリアを筆頭にアメリカ、ドイツ、ロシア、フランス、英国と続く。二〇〇八年時の統計では日本もオブザーバー国として二百名近くの人員を派遣しているとされるが、その数はアメリカの六分の一、ドイツやロシアの五分の一にも及ばない)。

 そのCERN自体、そして、同機構がLHCと呼ばれる装置 (一九九五年になされた決定に基づき既存の研究施設を踏襲する形で建設され、二〇〇八年より運用が開始されている超大型の粒子加速器) を用いて現時、行っている実験には色々と[悪印象を抱かざるをえない要素]が存在している。極々一般の話として常識人 ―と言っても物理学をめぐる動向について多少なりとも詳しい常識人― の世間話にも挙がりうるものとして、だ。

 例えば、である。CERNが二〇〇八年よりスタートした実験が極小のブラックホールを生成して、地球の終わりをきたすとの可能性論が「主流メディアにも」取り沙汰されていることがそうだ。あるいは、フィクションの世界でCERNが不吉な存在として描かれ、CERN研究者の最大供給国イタリアを舞台にした小説、映画化されもした有名小説『天使と悪魔』が「CERN由来の反物質が兵器に転用される」との粗筋を有していたこともそうだ(※5)。

※5:あの『ダ・ヴィンチ・コード』を2003年に世に出した「作家」、ダン・ブラウン。そのダン・ブラウンがその内容の稚拙さに関わらず、何故だか大旋風を巻き起こした『ダ・ヴィンチ・コード』に先立つこと、3年前に世に出したのが小説『天使と悪魔』である。
 『ダ・ヴィンチ・コード』と順序逆転的に映画化されもした同『天使と悪魔』だが、その粗筋自体は、そう、[弾圧され滅したはずのイルミナティ]を名乗る者によってCERNから反物質が盗難され、その反物質が兵器に転用の上、バチカンの崩壊に用立てられるとの粗筋自体は「非科学的でどうでもいい」。どうでもいいも ―ただし、反陽子(アンチ・プロトン)と陽電子(ポジトロン)からなる反水素を生成。ひいては大量生成を成功させたのが一九九〇年代中葉から二〇〇〇年代初期に渡ってのCERN研究者の成果であることは軽視すべきではない。「何時」、『天使と悪魔』が執筆されだしたのかも含めて―、『天使と悪魔』には我々、全員で問題視せねばならぬ側面がある
 その問題視せねばならぬ側面とはキリスト教の一部狂信者達が選民主義的な意味で肯定的に見る千年期の始め ―2000年― に世に出た荒唐無稽小説、『天使と悪魔』もまた二〇〇一年の[同時多発テロ]などと呼ばれる事件の事前言及とつながっている、ということである。[真の事情通]にはよく分かるようになっていることとして。 ―貴方が『天使と悪魔』の「事前言及」について知らなかった、あるいは、知らないなら実に残念だ。とすれば、貴方はいかれた連中(根拠積み立て方式にて犯行証明可能な[儀式的大量殺人]をやらかして黙りを決め込んでいる連中の上役達)が愚かにも妄信している[選ばれた者達だけの世界]には"絶対に"入れないことになっているだろうから― 
)。

 正統派由来の話から、あるいは、海外で有名なフィクション由来の話から悪印象を抱かざるをえない要素。常識人の話題にものぼるような悪印象を抱かざるをえない要素に彩られたCERN。同機構については、海外の鋭き人物たちが多く問題あるやり方で指摘する、それがためにパラノーマル ―パラノーマルとはオカルト接合領域ということで超常的である、ということだ― な話だと括られかねないような側面「でも」胡散臭き要素がある。

 ゲマトリア。にまつわる話などがその最たる例である。

 『ゲマトリア?何だ、それは?』

 と疑念提示する向きが大多数だろうから一言解説するも、ゲマトリアとは
「ヘブライ神秘思潮、カバラと称される神秘主義思潮に依拠した数秘術的数値解釈法 ―数秘術ことnumerologyとは"数"に主眼に物事の真偽を判断する思考体系である― のことを指す」(※6)。

※6:言っておくが、現時、「カバラ、カバラ」とそればかり連呼する者の大半がただの愚か者だ。カバラのような神秘主義に固執するのが[偽りの奴隷]であることはそういった者達の物言いから、良識ある向きにはすぐに分かるようになっている。ただし、カバラに包含されるゲマトリアが対象としている"数"という要素「も」また操作の重要な象徴言語になっていると客観的に示せるようにこの世界が"できている"のは事実である)。

 さて、ゲマトリア方式 ―茶化した述べ方をしてゲマトリア・コンバータ―と私は呼んでいる― を介すると
「CERNには666絡みで実に胡散臭い側面がある」
となる。

 ここで前提として、読者は何故、666が不吉な数だなどと言われているか、ご存じだろうか。それは666が妄言文書『聖書』の最低最悪の選民主義文書、『黙示録』の中で人間達に刻印をなす”獣”の象徴であり、かつ、最終的に絶滅されてしまうとある人間に施される刻印そのものだとされているからだ(刻印が施されていないと『黙示録』では物を売ることも買うこともできないようになる、とされている。今日、商品に付されるバーコードに666の暗号が付されている、などと言われる由来はそこにある)。

 以上の666が忌まれる由来を含んでいただいて、の話となるが、CERNが666の隠喩と結びつくとの説は次のような各点に依拠する。

・そもそも妄言文書『黙示録』の666という数はゲマトリアに依拠しているというのが最も流布された通説となっている(だから、ゲマトリアの話から入っている)。『新約聖書』の著者とされるパウロ、そして、キリストの使徒のリーダーかつ初代教皇とされるペテロの処刑を誘引したと伝承にある暴虐のローマ皇帝ネロ。キリスト教にとっての設定上の仇敵、同ネロ・カエサル(ネロ帝)をヘブライ文字に変換。その数価 ―文字ごとに割り振られる数― をゲマトリア方式で足し合わせると666になるとされるがゆえに、である。

・666はゲマトリアに則った数だというのが通説だとした。さて、ゲマトリア上ではヘブライ文字のヴァブ(「l」と記載)は6に変換出来る(ヴァヴの数価は6であるとされる)。そのヴァヴを666の由来となったとされるネロ帝の綴りを変換するのと逆の方式、すなわち、ヘブライ文字から他言語 ―ここでは英語― に変換すると「w」の字になる(ヴァヴは英語ではwに相当する語である)。となるとwww(ヘブライ文字ではlll)はゲマトリア方式では666であるとも言える。

・wwwは666の同値たりうるとしたが、我々がインターネットを閲覧する時におなじみのURLに付される文字列もwwwである。何故か。それは
 「wwwという文字列が world wide web([世界的に張り巡らされた蜘蛛の巣状のモノ]との意)、我々がインターネットと呼ばれる世界で接する相互にリンクを張られた文書群の”仕組み”、ワールド・ワイド・ウェブの略称としての由来を有する」
からだ。
 ここでwwwこと world wide webを生みだした人物、そして、組織体が問題となる。インターネット(の前身)自体の由来はアメリカ国防省の関連機関にあるのは有名な話なのだが、[インターネットと呼ばれる外郭の仕組みの中を流れる中身の文書の仕組み]、すなわち、wwwの由来はティム・バーナズ・リー( Timothy John Berners Lee )という計算機学者、及び、彼がシステムを提供していた研究機関、CERNに由来するとされているのだ。
 以上がティム・バーナズ・リー、wwwという言葉の産みの親と相まって、CERNが666と結びつくなどと言われる理由の一点目となっている(CERNから666=wwwが生まれたとされる)。

・CERNが666と結びつくとされる理由の第二に入る。
 CERNは加速した陽子(プロトン)を人類史上、類を見ない高出力のエネルギーで衝突させる実験を行っている(問題はその実験の副作用として何が起こるかであるが、それについてはブログ本格公開前のテストフェーズ段階の本記事では深く述べない)。その実験装置の形状 ―環状形― がCERNのシンボルとなっていることが問題となる。
 実験装置を意識していると見受けられるCERNシンボルが666を想起させるような形状 ―正確には6を三つ、666よろしく組み合わせたような形状― となっていることがCERNがwwwのみならず「機構のシンボル自体で666を体現した組織だ」などと陰口をたたかれている理由となっているのだ(CERNのシンボルがいかにして666と結びつくかは下に挙げたイミテーション画像と実際のCERNのシンボルを比較すれば、一目瞭然となるはずだ)。

 上までが海外の勇士達が(半面で制約を課せられるところもあってだろうが)告発してくれている話だ。しかし、そういった類の話が人によっては無論のこととして異常無比なもの ―パラノーマルな話と看做されがちだと先に指摘した― として映る、ということも言うまでもなきことだ。

 「ただの印象論にすぎない」

 「オカルト的に[偶然の一致]に過度の意味を見出している」

といった観点から。

 例えば、

 「アリス ―最近、アリスという言葉自体がCERNの領分になっている― という名にこだわる者達が反物質 ―以前からCERNの領分である― 生成にこだわりつつ、破滅的自体の招来を企図している」

といった話が大多数の日本人 ―全部ではない― にとり、「全くもって意味不明で」「パラノーマルな話となる」のと同様に、
である。

 だが、箇条書きにて示したゲマトリア変換方式の話や直近にてなしたアリスの話を合理的に万人に納得させることが出来るだけの結節点となる事柄 ―ここまでになると知ってはいても、敢えて説明を試みる人間はいなくなる― が存在している

 それこそが実は先に問題とした軌道エレベーターの比喩とも密接に関わっていることなのだ。

 そう、

 「CERNは軌道エレベーターと全く同じ文脈で世間一般に同時多発テロ事件などと呼ばれる一連の事件と背景思想(そして、その背景思想を指し示している象徴言語)を共有している。客観的にそのことを訴求出来るだけの事情が存在している

のである。

 何度も何度も良識人の心中を慮って述べてきたことだが、「実に馬鹿げている」だろう?だが、何度も何度も、都度、反駁(はんばく)してきた際の物言いを繰り返すようだが、決して、馬鹿げてはいないことだ。それだけの根拠がある。

 が、その軌道エレベーターとCERNを望ましくなき文脈で「連結」させてしまう根拠の話については冒頭の辞にあたる本記事では述べない。理由は先に記したことなので、繰り返さないとし、本ブログを正式に運用可能と判断した時点で根拠・解説を含んだ情報(すでに記事形態となっている情報)をアップロードする。


 [上]小説『鏡の国のアリス』にて登場の怪物、ジャバウォックを描いた挿絵(19世紀は挿絵家、ジョン・テニエルの作)。 [下]欧州原子核研究機構が「ここ最近になって」運用を開始している実験ユニット、ALICEに供せられている装置の外観写真(欧州原子核研究機構のALICEは A Large Ion Collider Experimentの頭文字の略称である。ただ、実験の本当の意味を次代のために語って然るべき方々、CERN絡みの日本の研究者の方々が主として関わっているのは右ALICEの方ではない)。

 生成反物質の兵器転用により、人類に災厄をまき散らすなどと2000年時米国の小説『天使と悪魔』で取りあげられてもいたCERNだが、そのCERNが(上に見るような装置を用いた実験絡みで)ここ最近になってアリスの名を用いるようになったのには深い訳があるととれる。他所で詳述に詳述を重ねていることなのだが、そして、既述の理由から本ブログでの解説を後の段に譲らざるをえないことでもあるのだが、それは The Book of Imaginary Beings『(邦題)幻獣辞典』掲載の物語、ホルヘ・ルイス・ボルヘスという南米ブエノスアイレス出身の文豪が言及した物語 ―正確には捏造させられた物語かもしれないが― にまつわる話となる。

 「かつて、こちら側の世界で暴虐をなした者達が[鏡の国]に追い払われた。その者達がこちら側への進出を[鏡の国]からうかがっている。そういう古来よりの民話が中国にはある」。

 ボルヘスに科学的知見があったかどうかは分からない(1960年代に彼が「中国に由来する物語だ」と主張し、『幻獣辞典』で鏡の国の話をなした折に)。であるが、ボルヘスがその影響を受けただろう『鏡の国のアリス』作者、チャールズ・ドジソン ― Charles Dodgson 筆名ルイス・キャロル― には確たる科学的知見があった(キャロルことドジソンは人格はどうあれ一級の数学者であった)。その式でボルヘスが紹介した[鏡の国]の軍隊の話は「我々とは無縁ではない」のだ。それが問題視したきこと、欧州原子核研究機構(CERN)がALICEの名を用いるようになったことに絡み(反物質の話とともに)問題視したきことである。

 ここまで述べた上で、さらなる解説は後の段にての「根拠主導方式」・「積立て方式」に拠った話に譲ることとする。


 そろそろ正式運用に先立つ試用段階のためにものしたものであれ、それなりのことを書いてきたつもりである本記事、冒頭の辞として始めた本記事を終えることとしよう。

 最後に本記事執筆の動機を繰り返しておこう。

 「実現あるいは構想されてきた目立った技術(上の成果物)、及び、それを支える基礎科学。そこには何故だか、[人類の帰趨に関わる問題]の比喩と判断可能なメッセージが込められているケースが多い。軌道エレベーターに関わる問題、欧州原子核研究機構(CERN)に関わる問題を冒頭から取り上げてきたのはそれがためである」

2011年4月29日│ 記事包摂カテゴリー:[ブログ公開にあたっての冒頭の辞

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