我々、全てにかかわる[真相]を告発するためのブログ

ハーラン・エリスンの小説について

 最初に断わっておく。

「本記事は本媒体上の
[キップ・ソーンの『ブラックホールと時空の歪み』にまつわる問題点]
と題した記事とワンセットのものである。ゆえに、上記事を読んだ上でないと内容の重要性理解が難しくなっている」。

 以上、断った上で本題に入るが、問題としたいのは

[ハーラン・エリスンという米国で有名なSF作家の書籍を契機に911の事件の背後の予定の問題を推し量れる]

ということである。

 一見にして[馬鹿げた印象論 ―ジャンク― をネット上でばら撒いている部類の物言い]と似たようなものを感じたかもしれない。その響きの”突拍子もなさ”から。

 だが、明言するが、私は[根拠][その根拠から導き出せる合理的な推論]に基づいてしか話さない。そう強調し、なおかつ、「失望するのは本記事を読み終えてからでも遅くはないだろう」とした上で極々簡潔にハーラン・エリスンとは何者なのか、ということから始める。

 ハーラン・エリスン( Harlan Ellison )。オハイオ州立大学中退のユダヤ系米国人。日本ではあまり知られていないものの、海外では比較的有名な短編SF小説群を何点か発表している作家。

 簡便に小説家ハーラン・エリスンの来歴に触れたところで述べるが、

「本記事で問題とするハーラン・エリスンの作品は『世界の中心で愛を叫んだけもの』といった日本でも名が知られたエリスンの作品ではない(補足:短編集でもある『世界の中心で愛を叫んだけもの』はカルト人気を博した『新世紀エヴァンゲリオン』のようなアニメ作品 ―エヴァンゲリオンについては15年そこら前、文化人たちが大新聞その他で甲論乙駁していたことを私も記憶している― の作中話タイトルに影響していたり、これまた大人気を博していた純愛小説『世界の中心で、愛を叫ぶ』の表題そのものに影響していることでその名が知られている)。
ここで[911の事件の背後にある予定の問題]との兼ね合いで取りあげるハーラン・エリスン作品は
Adrift Just off the Islets of Langerhans:Latitude 38°54′N,Longtitude 77°00’13″W『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』
という中編小説である」。

 いきなり『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』などというまどろっこしいタイトルの小説を持ち出されてそれだけで『何なんだよ』と思われる方もいるだろうが、話を続ける。

実は『ランゲルハンス島沖を漂流中』と並んで同中編小説が中に収められているSF傑作編"自体"もまた[911の事件の背後にある予定の問題]との絡みで問題となる。そのSF傑作編のタイトルだが、邦訳版は『世界SF大賞傑作選』講談社から出されている『世界SF大賞傑作選』第八巻が該当がそれにあたり、英語原題は THE HUGO WINNERS Volume3 ―米国SF賞ヒューゴー賞受賞作品をアイザック・アシモフが名目上、まとめているとの体裁をとる傑作編― となる」。

 ここまでの話、
Adrift Just off the Islets of Langerhans:Latitude 38°54′N,Longtitude 77°00’13"W『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』とそれが収められている THE HUGO WINNERS Volume3(『世界SF大賞傑作選』第八巻)があわさって[911の事件の背後にある予定の問題]と関わってくる]

を受けて、ハーラン・エリスンの『ランゲルハンス島沖を漂流中』の粗筋について言及しておく。ハーラン・エリスンの『ランゲルハンス島沖を漂流中』の内容は次のようなものとなっている(作品の意味不明瞭さを補いつつ述べる)。

永劫に苦しむ肉体の定めから逃れるため、死を望んだ男タルボットがいた ―解説者アイザック・アシモフによるとロレンス・タルボットという男の名前から有名映画作品を参考にしての[罪深き身で生き続けねばらない狼男Wolfman]との裏設定があるようだ―。彼は自身の死を確実にもたらすために、そして、魂の安息を得るために謎の男 ―ディミーターと作中、呼ばれる。私としてはハリー・ポッター・シリーズに登場した吸"魂"鬼と同じような名前だな、ととっている― から肉体にあっての[魂のありか]をつきとめる。それは膵臓のランゲルハンス島の座標、北緯38度54分、西経77度0分13秒にあるというのである。それを受け、タルボットは友人の科学者ヴィクトル ―編者アシモフによると「ヴィクトルという名前から小説フランケンシュタインに出てきた人造人間製作の科学者の名を受けて編み出されたキャラクターだろう」ということになる― に魂のありかへの到達のための助力を乞う。結果、タルボットはヴィクトルの装置を用いて[ミクロの分身]となり魂のありかに行き着き、恍惚のうちに目的を達する方向へと向かって行った・・・・

 上のように全くもって意味不明瞭な粗筋の Adrift Just off the Islets of Langerhans:Latitude 38°54′N,Longtitude 77°00’13"W『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』が何故、[911の事件の背後にある予定の問題]と結びつくのか。

 それは以下、述べていく理由[I]から[IV]による。

ハーラン・エリスン小説の問題点[I]

[I]『ランゲルハンス島沖を漂流中』では魂のありかの座標が[北緯38度54分、西経77度0分13秒]と設定されている。それはホワイトハウスの座標に非常に近しい位置であるから、「ホワイトハウスを意識してのものである」というのが唯、考えられる理由 ―座標設定の理由― と看做されそうでもある(ホワイトハウスの座標は北緯38度"53"分51.61秒 西経77度2分11.48秒である)。が、よくよく考えてみるべきだ。次のようなことを。

「何故、ハーラン・エリスンはランゲルハンス島の座標をホワイトハウスの北緯38度"53"分51.61秒から分単位で1だけずらして北緯38度54分としたのか。まるで11(3+8=11)と9(5+4=9)に意識誘導しているようにも見受けられないだろうか。エリスンの小説では西経で秒単位までの指定がなされているのにそれが北緯では割愛されていることも顧慮して」。

 無論、上のような要素だけをもってエリスンの小説が911へと意識誘導しているなどと述べれば
[正気を疑われるのは確実]
だろうが、この話には続きがある。続く[II]以降の内容をお読みいただきたい。

ハーラン・エリスン小説の問題点[II]

[II]さて、膵臓にあるランゲルハンス島 ―高等学校の『生物』の科目の授業でもα細胞からグルカゴンをβ細胞からインスリンを放出する器官であると習う部位― の命名者の名前をご存じだろうか。当然、大多数の方がご存じないだろうが、ドイツ人パウル・ランゲルハンス Paul Langerhans )がその[ランゲルハンス島の命名者]だ。
 ここでランゲルハンス島の命名者の名前を持ち出したのには「実に深いわけがある」。それは英文表記上、パウル・ランゲルハンスと極めて近しい名を持つポール・ランジュバン( Paul Langevin )にまつわる話となる(: Paul “Lange”rhans Paul “Lange”vin。牽強付会 ―こじつけ― との批判を恐れずに言えば、パウル・ランゲルハンス英文表記12字のうち10字はポール・ランジュバンと共有されている)。

 パウル・ランゲルハンスと比較するべく持ち出したポウル・ランジュバンは Twins Paradox[双子のパラドックス]1"911"年に提唱した人物。そのランジュバン提唱の[双子のパラドックス]、特殊相対性理論から導かれる法則、「光速に近しき早さで飛ぶ双子の弟と普通に暮らしている双子の兄では年齢が逆転する」ということを説明するための概念なのだが、問題は、である。その双子のパラドックスと関わる式で911の事件の前言をなしているものがあるということである(本記事冒頭にて「本記事は[キップ・ソーンの『ブラックホールと時空の歪み』にまつわる問題点]という題の他記事を読んだうえでないと理解は難しい」と述べていたことを覚えておいでだろうか。[ポール・ランジュバン提唱の双子のパラドックス]にまつわる911の事件前言はそこにいう他記事、[キップ・ソーン『ブラックホールと時空の歪み』にまつわる問題点]にて解説していることである)。

 まだ容れていない方も多かろうが、(検討を前提にして)ポウル・ランジュバンの[双子のパラドックスと911前言他作品の関係]が真たると言いきった場合に、である。エリスンのランゲルハンス島使用を[ただの偶然]とできるだろうか。ハーラン・エリスンが脳の松果体ではなく(: Pineal Gland[松果体]を物心二元論に基づき[魂の所在地]と看做す風潮がある)、こともあろうに膵臓の Islets of Langerhans[ランゲルハンス島]を[魂の座]と看做したことは「奇異極まりない」としつつ述べよう。おそらく、いや、全くもって、偶然ではないだろう、と。それを傍証するような不快なる材料が多々ある(:続く[III]以降の内容をよくよくお読みいただきたい)。

ハーラン・エリスン小説の問題点[III]

[III]ランゲルハンスと表記が極めて近しき名を持つポール・ランジュバンが編み出した Twins Paradox[双子のパラドックス]。同パラドックスにまつわる話の中で911の前言をなしていると言えるのはキップ・ソーン著作、 BLACK HOLES and TIME WARP Einstein’s Outrageous Legacy『ブラックホールと時空の歪み ―アインシュタインのとんでもない遺産― 』である。詳細については冒頭から述べている他記事に譲らざるをえないが ―ここで簡単に要約を述べられる性質の話ではないからだ―、その中では Twin Towers[双子の塔]も関わってくると述べつつ「重要なことである」と訴求したいのは次の『』内でようなことである。

問題とする直近言及のキップ・ソーンの著作『ブラックホールと時空の歪み』の主たるテーマは表題のとおりブラックホールである。さて、現時、そのブラックホールを極小ブラックホールという形で生成し[世界の終焉]をもたらしうると囁かれる実験が行われている。各国の秀才が集まった史上最大規模の物理実験ブロジェクト、CERN(欧州原子核研究機構)による超巨大加速器運用プロジェクトがそうだ

 実はそのことが ―不気味極まりなく― ハーラン・エリスンの小説『ランゲルハンス島沖を漂流中』にも深く関わってくる。
 エリスンの『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』では死を望む男、主人公タルボットが魂を探しに行くための手段として"何故か"粒子加速器が用いられるとの設定になっているCERNをもじったCEERN ―CERNが西欧ブロックの組織であるのに対しCEERNは東欧ブロックの組織であると作中、簡潔に説明される― の地下で実験を行っているという男、ヴィクトルによって運営されている[超巨大円形粒子加速器]が用いられるとの設定になっているのだ。

 ここで友人ロレンス・タルボットに魂の平安と永遠の安らぎ ―甘き死― を提供しようという科学者、[小説『フランケンシュタイン』から名をとられたというヴィクトル]が使用する超巨大環状粒子加速器が現在、CERNが用いているLHC(大型ハドロン粒子加速器)と出力が似たりよったりに描かれていることも奇怪で問題となる(補足 Harlan Ellisonが作中、描いている粒子加速器シンクロファゾトロンの出力は十五兆バイト、15TeVとされる。それは今日、CERNがあまりにも物議を醸す実験で用いている粒子加速器の最大出力が14TeV ―二つの7Tevの陽子ビームを衝突させ、7+7=14TeVを実現させるとも― であることとの近接性を如実に感じさせる。言っておくが、ハーラン・エリスン小説が賞を受けたのは1975年であり今日のCERNが超巨大粒子加速器LHCを運用開始したのは2008年ごろである。「ハーラン・エリスンという男はまるで預言者だな」と私はとらえている ―予言・預言などというものは何かに憑かれたようなゾンビ的なる人間の業だと私は侮蔑しているが― )。
 問題となるも、粒子加速器で生成されうるブラックホール(あるいはワームホール)が[その先にあるもの]としてより問題になる。次のような観点からだ

・実のことを言って弩級粒子加速器を運用するCERNは911の事件と[共通の背景思想が垣間見れる象徴体系]を共有している。本媒体で折に触れて紹介している巨人アトラスのシンボリズムがそうだ(:細かくは本媒体上の他記事ないし私が専門に設けた解説注力用サイトを参照されたい)。

・繰り返すが、キップ・ソーンの著作『ブラックホールと時空の歪み』にも911の前言が含まれている。

・911の事件と結びつく象徴体系と結びつくCERN。同・欧州原子核研究機構はブラックホールを発生させうると懸念視されている。そのことはキップ・ソーンの著作『ブラックホールと時空の歪み』が911と結びつくブラックホール関係の書籍であることとあわせて考えて出来すぎの感を覚えさせる。

CERNがブラックホールを生成する可能性があると問題にされだしたのはここ最近からである。そのこととハーラン・エリスンの『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』は不気味にも接合する。理由一CERNをもじったCEERNを登場させるハーラン・エリスンの小説『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』もまた複雑なパスで911の事件と結びつきうる、ということがある(:911の事件とつながるのは同じくCERNを登場させる2000年度に世に出た有名小説『天使と悪魔』も同じだ。本媒体上の他記事や開設してそこそこ日数も経ってきた[911の背景事情分析サイト]をよくご覧いただければ、お分かりになられるだろう)。理由二。先の[II]の箇所 ―今は[III]の箇所にいる― で述べたように[双子のパラドックス](とその産みの親)を介しキップ・ソーンの『ブラックホールと時空の歪み』とハーラン・エリスンの小説はつながる(:この話は続くIVの部位でさらに煮詰めることとなる)。以上より、CERN絡みのブラックホール生成懸念とハーラン・エリスンの小説は ―ブラックホールが直接的なる結節点とならずとも間接的なる結節点となるということで― 不気味に接合するのである

 ここまでの内容を読まれ、かつ、理解できて、「きっと偶然だよ」といったことを言う人間は多幸症患者だけであろう。読まれ、かつ、理解できて、「全くの見当違いだ」といったことを言う人間はおそらく皆無だろう。
 本記事で述べているのはそのような性質の話であると強調した上で詰めに当たる次の[IV]の話に入る。

ハーラン・エリスン小説の問題点[IV]

[IV]「ハーラン・エリスンの小説『北緯38度54分、西経77度0分13秒 ランゲルハンス島沖を漂流中』が傑作編 THE HUGO WINNERS Volume3(『世界SF大賞傑作選』第八巻)に収録されていることもまた[911の事件の背後にある予定の問題]に関わってくる」
と本記事序盤部より述べていたのを覚えておいでだろうか。

 ここIVで問題としたいのは『ランゲルハンス島沖を漂流中』を収録中編として含む傑作編、 THE HUGO WINNERS Volume3(『世界SF大賞傑作選』第八巻)と『ランゲルハンス島沖を漂流中』の関係だ。

 『世界SF大賞傑作選』第八巻では『ランゲルハンス島沖を漂流中』に続くタイトルとして The Hole Man『ホール・マン』という短編 ―著者はラリー・ニーヴン( Larry Niven )― が収録されている。問題は『世界SF大賞傑作選』編者との建前になっているアイザック・アシモフのコメント、「自身も[滅ぶゆく種族]の一員にすぎないように見えてくる。ハードSF作品が残してきた虚無感は他、諸々のソフトSF作品を全てあわせたところで埋め合わせることができないのだ。が、最近も(驚くべき展開を提示する、か)ハードSF作家が続々と世に出ている。ラリー・ニーヴンもその一人だ。そこで思う。世界はやはり滅びはしないのだ」との興味深きコメントに反して、だ。後に続く作品、『ホール・マン』が『ランゲルハンス島沖を漂流中』と同作の間に挟まれる短きアシモフの事前コメントと相反するように
[マイクロ・ブラックホールの解放によるこの世界の破滅を寓意していること]
である。

 全く性質の悪い冗談のような話である。が、(世界破滅小説の紹介前に世界存続への期待を述べたアイザック・アシモフは冗談好きの人間だったらしいも)本件に関しては冗談と受け取れない。ロボット三原則で有名なアシモフには「言わされている」観が如実にあるからだ。

 そのように述べたところでラリー・ニーヴンの手による The Hole Man『ホール・マン』の粗筋に触れておくが、それは次のようなものとなっている。

火星探査に訪れている研究者たち。彼らはそこに残されていた異星人の建造物を調査していた。その折、異星人の[重力波通信機械とされる装置]の中に入っている量子ブラックホールを外に放出させてしまう(:ラリー・ニーヴンが書くところ、異星人は量子ブラックホールを帯電・振動させ、もって、重力放射をつくり通信に供していた、となる。それが現時ベースで見て科学的に正しい/正しくない、馬鹿げている/馬鹿げていない、といったことはここでは論じかねる)。
 結果、量子ブラックホールは周囲のものを呑みこみつつ成長を続けることとなり、破局(地球がブラックホールに呑みこまれるとの破局)が ―計算によるところ― 数十年でおとづれることが示唆されて物語は幕を閉じる

 上のような粗筋の短編小説がCERNが現在、運用する超巨大粒子加速器の存在を ―不気味極まりない暗喩とともに― 予言するように描いていた『ランゲルハンス島沖を漂流中』の直後にSF傑作編( THE HUGO WINNERS Volume3 )の中に収められている。

 それは
CERNが用いている超巨大粒子加速器実験はマイクロ・ブラックホールを生成する可能性があると批判されていること
上のような懸念が持ち出されたのは極々、最近のことであり、短編『ホール・マン』や中編『ランゲルハンス島沖を漂流中』が発表された1974年とは時間的離隔があること(:『ホール・マン』や『ランゲルハンス島沖を漂流中』は1974年に発表され1975年に賞 ―ヒューゴー賞 Hugo Awards― を受け、もって、SF傑作編 THE HUGO WINNERS Volume3に収録されている)
といったことから考えて、あまりにも出来すぎている(:言っておくが、『ホール・マン』の中にはCERNは登場してこない)。

 そのように述べると人は疑義を差し挟むかもしれない。
「1975年より粒子加速器を用いてのブラックホール生成の懸念が存在していたのではないか。であるから、中編『ランゲルハンス島沖を漂流中』と短編『ホール・マン』を傑作選でつなげるべくの[関係者の警世をなしたいとの想い]が働いたのではないか」

 が、私はそれは甘すぎる考えだと見ている。何故か。
 一点目。70年代、往時、想像だにできなかったような粒子加速器がマイクロブラックホールを造り出す可能性が真剣に検討されていたとは思えない(:本当の意味での有識者にそのことを確認したいとの想いもあるが)。
 二点目。SF傑作編はヒューゴー賞受賞作品を長編・長中編・中編・短編と並べる構成をとっている。「受賞作品選定の段階で」警世をなそうという想いが専らに働いていたとも思えない(:他面、[露骨なる事前言及作品が山とあったのにも関わらず911がイスラム原理主義者主演のテロと看做されてしまうようなこの世界]では受賞作品選定の段階で悪しき力が働いた可能性は考えられる)。
 三点目。極めて重要なことに『ランゲルハンス島沖を漂流中』は ―怪物じみたやり方で― キップ・ソーンの『ブラックホールと時空の歪み』と同様の911事前言及がある作品だと判断できるようになっている(:本記事で幾度か紹介した本媒体上の他記事内容も参照のこと)。多数人の死を伴った911の事件は人形のようになった人間への長期的押し付けコンセンサス ―悪しき協約― を体現したものとして起こされているものだと他所で詳述に詳述を重ねているものだ。そのような事件の前言をなしている人間・作品らに善意が介在しているなど到底、容れられる考えではない。

 以上、述べたような理由から中編『ランゲルハンス島沖を漂流中』短編『ホール・マン』をつなげているのは[碌でもない予定の問題]であると考える方が胸に収まる(胸に収まっても無理やりにでも吐かなければ、死ぬ類のものであるのだが)。『ホール・マン』でブラック・ホールを開放させた科学者の名前はリアとなっているが、それはリアと発音するrearという語句、形容詞では「背後の」、動詞では「育てる/飼育する」を想起させるとしつつそのように述べる([ブラックホールのようなもの]の生成は「背後の」予定の問題に関わることであり、人間はその[ゲート]のためだけに「飼育されていた」ともとれる。何?穿ちすぎである?馬鹿げている?"ここだけ"の話を把握しておられる向きはそうとられるだろう。ただ、『ホール・マン』をものしたラリー・ニーヴンという作家はタイトルその他で二重話法 ― double meaning ― を頻用する作家としてもつとに有名で、それがため、作中の hole「穴」が whole「全部の」に変換されえ、[例外なくの人類]とも「とれる」ことも気にかけておくべきだろう)。

 ここまでの[I]から[IV]を真摯に読み解かれれば、ハーラン・エリスンの著作にまつわる危険な比喩が何なのか、ご理解いただけるだろう。

 それでは最後に述べておく。

本記事で問題とするSF傑作編の名目上の編者、アイザック・アシモフは Three Laws of Robotics[ロボット三原則]の概念提唱者としてその名が知られている。そのロボット三原則を忠実に遵守する限り、ロボットは持ち主に死ねと言われた場合、死ななければならない(ロボット三原則の3番目の項目たる自己保存の項目よりも2番目の項目たる命令服従の項目の方が優先されるからだ)。さて、[我々、人間はロボットのようなものになってしまっている]とした上で[ロボット界のルールに従っていいのか]という思潮が欧米で生まれてきている。そういった流れを受けつつも述べるが、いい加減にロボットをやめるべきではないか。アシモフはSF傑作編で気の利いたことを言いつつ[エリスンの普通ではありえない程の長ったらしい題名の作品が賞をもらったのにはそれなりの目的があるだろう]と解釈可能なことを口にしているが、我々、人類はその目的をロボットの口とは別の口で語らなければならないと考えているからそのように言う

2011年9月3日│ 記事包摂カテゴリー:[多数人の生死にかかわる問題を「実証的に」告発する,普通人は読まぬ書籍。そこにこそ重要な情報が含まれている

お寄せいただいたご意見

  • 大森さん、でしょうか。
    ウェブサイトの方、拝見させていただいています者です。
    有益な情報提供の方、ありがとうございます。

    このたびは、おうかがいしたいことがございましてお便りさせていただきました。

    大森さん、でしょうか、が他所でやっておられるウェブサイトの方、私の方で調べてみたらば、サーバー領域で反国際金融財閥を標榜しているそちら系の方のサイトと隣り合わせていました。

    そこでご質問ですが、そういう方々とお知り合いか何か、でしょうか。
    IPアドレスが一緒というのは凄いことだな、と見て、質問させていただきました。

    また、もうひとつ、気になることがあります。ブログの上に出ている絵はどういった意味合いのものでしょうか。是非、ご教示いただきたい次第です。

    ぶしつけで探りを入れるような質問で恐縮ですが、お答えいただければ光栄です。

    最後に、ですが、仰られていることが仰られていることですので、私の方は名前を伏せさせていただきます。悪しからず。

    投稿日:2011年11月10日8:46 PM| 名前は伏せさせていただきますさん よりのご意見

  • 実のあるお便りの方、ありがとうございます。
    本ブログを管理しています大森という者でございます。
    表記の件、応えさせていただきます。多少、長くなりますが、以下、ご精査の程、宜しくお願いいたします。

    (以下、回答となさせていただきます)

    「まず、ご質問いただきました一点目の点についてですが、私の方でも手前が他所で運用しているサイトが
    [反国際金融財閥を標榜する他サイト様](英語圏の方々が見れば、ドメイン名でその内容が分かり、かつ、反ユダヤ主義的と見られるだろう他サイト様)
    とサーバーサイドで ―仰られているように「偶然にしては出来すぎている」といった按配で― 結びつけられる「ようになっている」こと、把握しております。そういったサイト様 ―サーバー間移動しているらしいとすぐに調べられるサイト様でもあります― のドメイン名が私の設けたサイトと非常に近しい、ということもあり、(不本意なことに)、私のサイトのドメイン名検索時、同サイト様の名が隣接して出てくることもありまして、です。
     同件についてはかなり前から[問題]として認識していたのですが ―多くのコンピューター・リテラシーある方々に私がそういったサイトのオーナー様と同様の主張をなす向きか、と看做されうるからです― この場ではきと言明しておきます。
     『[仰られている他サイト様と当方サイトが隣り合わせで設置されているサーバー会社の独特なる規定に対する解釈]
    が問題となり、当該サイトでは今日に至るまで付言はなしてこなかったものの(ただし、同サイト上で誤解をただすための付言をなすことについての法的な助言は有識者から収集しています)、
    他サーバー上で私のサイトと
    [サーバー領域で隣接するようになっていることが誰にでもすぐに確認できる他サイト様]
    の間には一切、関係はありません。
     たとえ、件(くだん)のサイト様が私と同様の
    [陰謀にまつわるコンテンツ]
    を展開していたとしても、同サイト様の隣近所にされている私は
    [(同じくの他サイトのオーナー様のように)国際金融財閥に ―事宜に適っているかは別問題とし― それがさも問題の本質であるように抗意を表する向き]
    でもなければ、
    [既存の陰謀論に則り反ユダヤ主義的なる言辞を弄する人間]
    でもありません』
    (上についての遠慮会釈なくの付言をあわせてなせば、ご質問にある他サイトのオーナー様と同等ともとれる水準で反ユダヤ主義的なる物言いをなしている向きがウェブ上で私のサイトの剽窃ととれることを「なりすますように」放言している ―証跡をとっています― ということは[事実の問題]としてこちらで把握しております。また、私がその[色つき度合い]ゆえに、そこからの拙著にたいする仕切り直し出版を断固拒否した某大手出版社から同じくの他サイトオーナー様が大衆向けの本を出しているということも ―たとえ偶然であっても― 出来すぎたことであるとし、把握しております:本文章は法的に見て問題なきところに落着するような筆致でしたためているつもりですが、問題があるとお考えになられている方がおられるなら、抗議の方、お受けいたしますのでご連絡くださりますようお願いいたします)。
     以上をもって ―コンピューター・リテラシーがあり事理に通じた方には― 事情を飲み込んでいただけるだけの回答を(第一の質問に対して)なせたか、と思います」。

     (続いてのご質問に対する回答となります)

    「次いで、ご質問いただきました二点目の件について、です。
     本ブログ ―諸事情ゆえに試験運用期間を設けているブログ― の上部に描かれているイラスト抜粋の真意についてのことと取らせていただきましたが、
    [それについては深くは後に詳述します]
    と述べさせていただき、差し当たりは下のようなことだけ述べるにとどめさせてもらいます。
     『本ブログの上部に置いているイラストは現行、まかりとおっている(と私が見る)操作の問題を寓意的に批判するために付したものです。
    画の出典は左から
    [冥界の旅人、オルフェウスの零落した姿を描いた近代画]
    [ルネサンス期の画家、ルーカス・クラナッハが印章として用いていた羽根のある竜 ―悪しき象徴と私は定置しております― ]
    [聖書に登場するユディトを描いた近代画 ―とある映画との関係で彼女を登場させました― ]
    [オイディプス王が人を喰らうスフィンクスに相対する場面を描いた近代画]
    となりますが、それらを契機に本質的なる意味での操作の問題と予定の問題について語ることができると考えています。
    その詳細については ―繰り返しますが― 本ブログの執筆が進んだ段階での各論をご覧ください』
     上をもって ―不十分かもしれず恐縮ではありますが― 第二の質問に対する回答となさせていただきたい、と思います」。
     
    (ここまでが回答となります)

     以上をもって疑問が氷解されていない、とのことでしたら、再度、御一報ください。より分かりやすいものへと工夫の上、お答えさせていただく所存です。

     ともあれ、当ブログをご精査いただき、ありがとうございます。今後とも当ブログをご愛顧いただければ何より、と考えている次第です。

    投稿日:2011年11月13日5:37 PM| 大森(管理者)さん よりのご意見

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